読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

地球を舞台に!世界一周保育な旅

元男性保育士がおくる保育と旅をテーマにしたブログ。

後日談

こんにちは『けい』です。

 

モロッコの幼稚園について書いてきましたが

実は他にもいくつかの園や小学校を訪れました。f:id:keinhrkei:20170305051806j:plain(インターナショナルスクール)

 

f:id:keinhrkei:20170305183028j:plain(公立小学校)

 

f:id:keinhrkei:20170305183628j:plain(私立幼稚園)

 

しかし、これ以上この内容で引っ張ると悪い意味での主観が

多くなりそうなので今日からは普通の投稿にしたいと思います。

 

さて、何事もないように園を見学させていただいた訳ですが、

しかし『どのようにアポイントを取ったのか?』という話です。

今日はそれをテーマにしましょう。

 

結論から言いますと…

 

地元の人に聞きました。

 

そして紹介していただけました。

 

もちろんそれだけでこの旅をしていく訳では

ないのですが、今回はこれです。

実際に現地の人に聞いてみました。

 

まず最初に訪ねたのがこちらの方。

f:id:keinhrkei:20170305052713j:plainホステルのスタッフさんです。

本当に偶然なのですが、こちらのスタッフの奥様が

日本人女性の方だったのですね。

 

とりあえずダメ元で旦那さんに訪ねて見ました。

 

私 『幼稚園か保育園に行きたいのですが…。』

旦那『いいよ!公立と私立どっちがいい?』

私 『えっ!どちらでも…(マジかよ!!)』

旦那『年齢は?中学生?小学生?どっち?』

私 『0歳〜6歳が良いです。』

旦那『OK☆けどアラビア語かフランス語だけど…』 

  『インターナショナルスクールもありますよ。』

私 『(えっ!?マジか…)どちらでも良いです!』

旦那『じゃあ連絡しときますよ!何時?』

私 『じゃあ朝9時半から…』

 

っといった感じでした。

keisekaihoiku.hatenablog.com

 そして前回のような話になる訳です。

同じモロッコのマラケシュでも何度か試みましたが、

ここまでストレートに行くことはありませんでした。

 

ご縁もありましたが、本当に心優しい方でした。

そして『自分の力でもやってみよう!』と

引き続いた訳です。

 

行きつけのレストランへ。

 

値段が安いことと、あまり飲食で冒険をしない私は

朝昼晩をここで済ませていました。

f:id:keinhrkei:20170226054300j:plainそんなことを1週間続けていたある日。

『こりゃイケるな…』と思い頼んでみた所

『いいですよ!』と先程のような流れになった訳です。

 

海外ではこのような出来事を鼻を天狗にして語る程の

エピソードではないのですが、初回なのでこんな感じです。

 

ありがとうございました!!

f:id:keinhrkei:20170305205138j:plain(すげぇ…全然笑ってない。)

 

どうにも

保育が上手く出来てなかったので自信と意欲になりました。

それも全てモロッコの、フェズの、方々と優しさのお陰です。

 

ただこれに甘んじず次の国でも基本的には身の安全を優先に

基本的には全て警戒していきます。

 

それでは保育の後日談でした。

 

 

本日もこの投稿を読んでいただき

本当にありがとうございました。

 

それでは

 

『けい』でした。

 

おわり

広告を非表示にする

モロッコの幼稚園⑥

こんにちは『けい』です。

 

5回に分けて投稿したこの『モロッコの幼稚園』ですが、

今回で最後にします。

 

今回は子どもの『表情』について書きます。

また考察回なので徐々に本題に入ります。

 

さてまずは写真をご覧下さい。

f:id:keinhrkei:20170305003524j:plain

f:id:keinhrkei:20170301213947j:plain

f:id:keinhrkei:20170301113933j:plain

さて、何が言いたいか分かりますでしょうか。

 

『表情』

 

何か気付きますか?

私はカメラを向けた人間なのでわかります。

 

そうですね。

 

『子どもが心から笑ってません』

これは私と子どもとの問題なのですが、

つまり子どものとの関係性がしっかり

出来ないまま写真を撮った訳です。

f:id:keinhrkei:20170301131011j:plain

f:id:keinhrkei:20170301213819j:plain

f:id:keinhrkei:20170301114535j:plain中には日付が前後するので表情が砕け始めていますよね。

しかし、子どもの表情ってこんなものじゃないです。

 

特にこれなんて印象的です。

f:id:keinhrkei:20170305011516j:plainこちらを見て『ぎょっ』としてますよね。

 

この写真は部屋に入室し最初の3分くらいでカメラの許可を得て

撮りました。ブログ用の情報にと焦っていましたが…

今思えばちょっと無いですねぇ〜。

 

さて写真の表情についてはここまでです。

これだけなら『写真について』で書けばいいでしょう。

f:id:keinhrkei:20170305041933j:plainしかし、これら表情は『関係が築けてない』だけではないのだと

生活を見ていて気付きました。このことにもちゃんとした理由があったのです。

 

おそらくこの園に外部の人間が入ることはないのでしょう。

例えば見学だとか参観などの公開保育もないようです。

もちろん日本のそれで考える必要はないのです。

そういう意味ではないのです。

 

その環境の中に突然、

『外部の人間!?しかも馴染みないアジア人!?』

ともなれば子どももたちも当然に驚きますよね。

 

皆『何事っ!?』と言った表情でした。

 

しかし、これも大した理由ではありません。

 

ここからが本題です。

それはここでの生活が物語っているのです。

f:id:keinhrkei:20170305022957j:plainここは学習を中心とする場です。

カリキュラムに『遊び』のような時間はありません。

遊びをする環境でもないのです。

 

つまり、

この環境下では『遊ぶ』という概念が生まれないのです。

上手い言い方ではありませんが、『遊びをしない環境』では

『遊ぼう』という気持ちは生まれないのです。

f:id:keinhrkei:20170301114613j:plain日本で例えるなら『教育実習生』です。

日本の幼保では『遊ぶ』という時間がありますので

教育実習生と一緒に『遊ぶ』機会がたくさんあります。

 

また実習生に限らず外部のお客さんが訪れますが、

その中にはお偉い様から遊びのゲストの方まで様々です。

f:id:keinhrkei:20170301203248j:plainそうした環境下に日々いますと子どもたちも自然に

次のお客は『遊べる人か否か』と選択肢が生まれるわけです。

その中から『今日は一緒に過ごしましょう』と

伝えられたならば『遊べる!』とスイッチが入るわけです。

 

そして

『一緒に遊ぼ!』『今日はどのクラス?』『明日は遊べるの?』

『ご飯の時間一緒に食べようよ』と話が発展していきます。

 

繰り返しますが、これらは日々の生活習慣の違いから

『遊べるか?』という期待が湧くわけで…

その環境が無いのであれば、その気持ちが湧くことはないのです。

 

もちろんこの子たちに『遊ぶ』という感情が無いと言っている

訳ではありません。外に一歩でればガンガン遊びます。

あくまでこの『環境』の中での話です。

 

そして、

子どもたちにとって存分に遊べる環境が保証されてることは

keisekaihoiku.hatenablog.com

で書かせていただきました。

 

つまり何を言いたいかというと

日本の中で何気なく見ていた子どもの様子も

生活の背景によって反応が変わる』ということです。

 

いえ、当然かも知れませんが

前に発達年齢などは同じと書きましたね。

それに上記のことは今に感じたことではありません。

f:id:keinhrkei:20170305042750j:plain日本で当たり前のように見てきた子どもの反応や

その流れにも日本独特の背景があるのだと学びました。

客観的に見れたというべきですかね。

 

もちろん同じようなカリキュラムであれば同じような

反応になるかも知れませんし、そうじゃないかも知れません。

 

しかし、もしそうでないのであれば…

そのそうじゃない時の『何か』を探るのは非常に楽しいことです。

https://www.instagram.com/p/BRONGOuFCWoLNhAvHALPOFTKlnmxVAI4H193Io0/という子どもの『表情』から考察した『環境』についてでした。

 

さて上記のように

主観が混じり混ざってくると内容が怪しくなってきますね。

私自身これがギリギリです、あとは個人でまとめて帰国後に

その道の人と話す種にしたいと思います。

 

それでは保育回はこれで終わりです。

この先も同じように保育に参加できたら良いな…。

f:id:keinhrkei:20170305023146j:plain

 

本日もこの投稿を読んでいただき

本当にありがとうございました。

 

それでは

 

『けい』でした。

 

おわり

モロッコの幼稚園⑤

こんにちは『けい』です。

 

5回目の今回は子どもの姿『集中力』について書きます。

今回は私個人の考察が中心になります。

 

さて、このブログでは数回に渡り、モロッコの教育内容は『学習中心』だと書いてきました。皆さんはどう感じられたでしょうか、写真などの表情から『詰め込み教育』のような自由度の少なそうな印象を感じましたでしょうか…。

 

私が見た限りでは子どもたちはよく落ち着き集中していました。

f:id:keinhrkei:20170305001124j:plainさて日本ではいつから本格的に学習が始まるでしょうか。

否、学習にもいろいろ定義があり、それを踏まえると話がややこしくなってしまいます。なのでここでは、文字の読み書きと言った『お勉強』と呼ばれるモノにしましょう。 

 

これらを取り組ませる年齢にもいろいろ考え方がありますよね。その方法や考え方に何が正しいかはありません、十人十色と言うやつです。人が十人十色であるように教育方法やその施設も十色なのです。

f:id:keinhrkei:20170301131302j:plainこれらは宗教観に似ていると思います。一概に否定出来ないし否定した所で何も起こらない。なので私はそれら全てを肯定しつつ、自分は自分の想うことを行う。(もちろん日々勉強して行くのは当然としてね)

 

ただ、これだけ言えることは、その方法で子どもが『満足しているか』ということです。また『保育者と子どもの関係性』つまり双方が楽しく学べているのであれば何も他に口出すこともないと思います。(改善とか話合いは別ね)

https://www.instagram.com/p/BRONGOuFCWoLNhAvHALPOFTKlnmxVAI4H193Io0/今ではそんな私ですが、保育士に就職する前は『子どもは遊んでナンボだろ!』と何の根拠もなく思っていました。しかし、その考え方が仕事をする中で『遊びだけが遊びではない』と変化していきました。


それは私が4〜5歳を担任した時、『就学にむけて』ということで、子どもたちと簡単な迷路やワークのような活動を取り入れてました。これも子どもに取ってみれば勉強ですよね。

 

この活動を通してわかったことは学習も知的好奇心を満たす1つの『遊び』だということです。いえ、言い方を変えますと『楽しみ』の1つなのです。

 

勉強と言うとどこか固いイメージにもなってしまいますが、これが以外に取り組み始めると子どもは物凄い勢いで集中します。もちろん単純に新たな活動への楽しみもありますが、これはいくつも理由があります。

f:id:keinhrkei:20170305003524j:plain例えば、小学生のお兄さんお姉さんに憧れているのですね。その姿を見て自分もやってみたくて堪らなかったのです。もぅ鉛筆握って用紙に文字を書く、そしてそれに赤◯が着いた日には何のこったい大喜び、そういうものです。

 

f:id:keinhrkei:20170301201235j:plainそれに、毎日玩具や外遊びを中心とした活動だったとして、不意にこうした学習を入れていくとそこから新鮮さが生まれるのです。もちろん逆も然りです。つまり学習も遊びも何もアプローチの仕方だということです。


さてそれが、何かと言いますと…

ここモロッコの子どもたちが何故『ここまで集中できるのか』ということに触れていきたいと思います。それは写真や園の様子だけではわからないからです。

f:id:keinhrkei:20170301212202j:plain園生活は約2時間×午前午後、その間に2時間半の休憩だと書きました。

小学生の集中力が約45分と言われていますが、ここの子どもは午前午後と2時間は園にいます。しかし、内容はコーラン斉唱や自習、休憩のような時間がありますので2時間ぶっ続けという訳ではありません。(それでも少し長いかもです…)

 

それでも高い集中力を維持できるのはおそらく園外の生活で十分に自己発揮がなされているからでしょう。この巨大迷路のような町並みは子どもにとって十分な遊び場だからです。

f:id:keinhrkei:20170226025651j:plain家庭にしても近所の人にしても、この街の人々は互いに子どもを見守りながら『地域で子どもを育てている』ように見えます。つまり両親の目の届かない所で誰かが見ていてくれる安心感があるから親も子どもも場所を気にせず心置きなく遊びに集中できるという訳です。

 

この辺は昔の日本も同じだったのではないでしょうか。

現在は『遊び場の減少』ということが1つの問題ですものね。

f:id:keinhrkei:20170226030730j:plainこうした環境の充実は仮に学校が勉強に特化したとしていても、子どもにとっては『普段と違うことをする場所』と感じられるのです。もしくはそれが苦手だとしても、その活動に『納得できる場』であることは確かだと思います。

 

私もこの仕事に携わりながら『幼保は地域に根付くもの』と学びましたが、それはこの国でも同じようでした。もちろん彼らはそんな能書きを必要とせず、ただただ良心を持って人に接しているだけだとわかります。

f:id:keinhrkei:20170301115152j:plain園に限らず『それらを囲む地域の大切さ』それが子どもの表情や態度に影響している。

きっと今の日本で忘れてしまった何かとはこういったことなのでしょうね。

 

 

本日もこの投稿を読んでいただき

本当にありがとうございました。

 

それでは

 

『けい』でした。

 

おわり

モロッコの幼稚園④

こんにちは『けい』です。

 

前回、前々回とモロッコ幼稚園の大まかな生活リズムを

書いてきました。※以下、過去記事を参照下さい。

keisekaihoiku.hatenablog.com 

keisekaihoiku.hatenablog.com

 

さて今回は教育用具について書きます。

 

おそらくここからは教育に携わる方でないとあまり

興味関心がないかと思われます。しかし流してでも

最後までご覧頂ければ幸いです。

 

f:id:keinhrkei:20170301131050j:plain何度も繰り返しますがモロッコの幼稚園では

学習を中心とした生活を送っています。これも園により

異なりますが、普通の玩具よりも知育玩具が多い印象でした。

f:id:keinhrkei:20170302000937j:plainしかし、他所の園では授業の前や受け入れの時間までに玩具で遊ぶ

場所もありました。やはり一概には言えませんね

 

さてさて最初の園に戻り、実際に教育用具を見てみましょう。

園によって異なるのは承知ですが、あれもこれも伝えようとすると

結果まとまらなくなりますので1つの園を中心に書いてきます。

 

まずは子どもの持ち物

f:id:keinhrkei:20170302004402j:plainリュック

指定な物ではなく個人で持ってきます。

女の子はどこでもピンクが多いこと多いこと。

 

f:id:keinhrkei:20170302011500j:plain

f:id:keinhrkei:20170301213819j:plain

筆記用具

筆記用具はミニボードとチョークと黒板消しです。

黒板やホワイトボードとマーカーやチョークと物は様々だった

ので特に規定はないようです。黒板消しはスポンジもありました。

 

f:id:keinhrkei:20170302004818j:plain学習ノート

前回、降園前に先生が子どもに配っていたモノです。

自宅で文字や数字を学習して次の日に持ってくるようです。

 

f:id:keinhrkei:20170302005323j:plainおやつ

これはお昼前に食べるものです。

糖分を取って休憩…なんてそこまでは考えて

いないと思いますが、みんな喜んで食べています。

 

続いて園側の教育用具

f:id:keinhrkei:20170302001342j:plainワーク

様々なワークがありますね。

この1年の中で様々な勉強をしたのでしょうね。

 

f:id:keinhrkei:20170302001550j:plain知育玩具

これは『みんなで遊ぶ』という雰囲気ではありませんね。

数の概念と言いますか、玩具を使って数字を理解深めるのでしょう。

 

f:id:keinhrkei:20170302001632j:plainブロック

こちらもみんなで遊ぶだけの数はありません。

アラビア語と絵が書いてありますね。どうやって

使うのかは滞在中には見られませんでした。

 

f:id:keinhrkei:20170302003626j:plain数字の書かれた画用紙。

先生が黒板でも描くこの形なんでしょうか?

『木』でしょうか、いやもっとあるのでは??

私はアラビア文化なことから『箱から煙が出てる』と

考えました。ランプの精みたいに、いや絶対違いますが…。

f:id:keinhrkei:20170302005057j:plain先生もよく使っています。

黒板にも同じ絵が書いてあるのがわかるでしょうか。

これなんですかw聞いたのですがフランス語だったので

よくわかりませんでした。多分『木』です。

 

f:id:keinhrkei:20170302003837j:plain指と数字

壁などにも貼ってあります。

 

f:id:keinhrkei:20170302002109j:plainペープサート

こちらも数字でしょうね。指を使った数え方、以外と各国で

この数え方違うのですよね。どこがどうとは言えませんが…。

f:id:keinhrkei:20170302002901j:plainこちらは文字です。

私からすると向きすらわかりませんが先生が

教えてくださいました。日本の50音のように

アラビア語でその文字の数だけありました。

f:id:keinhrkei:20170302003120j:plain

裏はマジックテープになっており布などに貼り付けます。

後ろの子どもまで見えるように大きく作られてます。

 

f:id:keinhrkei:20170302002307j:plain文字カード

この赤と青は書き順でしょうか。

カルタや絵カードの類ではないですね。

 

f:id:keinhrkei:20170302005008j:plain絵カード

用途不明ですが何にでも使えるでしょう。

 

f:id:keinhrkei:20170302004249j:plain手作り時計

私がいた園でも『時計を意識した生活は心掛けてました。

と言っても年長の就学に向けてというヤツです。

『長い針が◯◯で片付けよう!』という感じで時計を目安に

することを習慣付けますが、勘のいい子はすぐ理解します。

 

ここでは主体的な行動といった『生命の保持』的な側面から

子どもは見てないと思いますので目的は違うのでしょうが

どちらにせよ子どもは楽しく理解できるはずです。

 

f:id:keinhrkei:20170302002632j:plain四季カード

何気にどこの園にもあった四季カード。

実は案外珍しいと思います。

 

f:id:keinhrkei:20170301125727j:plainコーラン

これもについても詳しくはわかりませんが

現段階の子どもがこの文章を全て読むのは

難しいのではないでしょうか。

 

しかし大切なのは『それがどういうモノか知る』

ことだと思います。これだけの大切な言葉が詰まっている

と認識するだけでもその先の理解は違ってきます。

何もここで全てを理解する必要はありませんね。

 

f:id:keinhrkei:20170302015533j:plainこうした様々な教育用具を使い

その時々の子どもの興味に応じ先生も

手を変え品を変えていき学習を深める訳です。

 

それでは今日はここまで

次回は子どもについて書きます。

 

 

本日もこの投稿を読んでいただき

本当にありがとうございました。

 

それでは

 

『けい』でした。

 

おわり。

モロッコの幼稚園③

こんにちは『けい』です。

 

本日はモロッコの幼稚園の午後の様子を書きたいと思います。

午前についてはこちらをご覧下さい。

 

keisekaihoiku.hatenablog.com

 

今日は午後の流れの他に

少し授業の方法にも触れて行きたいと思います。

 

午後の授業は2時半から子どもはそれに合わせ再登園します。

f:id:keinhrkei:20170301201913j:plain午後の登園

入り口で保護者と別れた子どもは自ら進んで部屋に入ります。

登園渋りをする子どもはいませんでした。午前同様に部屋の入口で

『おはよー』と挨拶すると先に座っている子どもたちも返事をします。

 

f:id:keinhrkei:20170301202558j:plainコーラン斉唱

イスラム教ではお祈りを日に5回行います。

ここでは詳しく書きませんが、お祈りや断食も年齢に応じ

少し慣らしていくそうです。失礼な言い方になるかも知れませんが

登園時のお歌のように1回唱えることで子どもの気持ちが

集団生活へと切り替わる役目もあるかと思います。

 

f:id:keinhrkei:20170301203248j:plain園長先生

『園長』という表現が適切かはわかりませんが、園を創設した方

と言うことは確かです。穏やかで慈愛に満ちた表情で子どもを

見守ります。それにしても子どもは面白いもので『園長先生』など

偉い方のことは肌で感じしっかりと態度を分けるのですよね。

 

f:id:keinhrkei:20170301131050j:plain午後の授業

午前中は文字の勉強でしたが、午後数字のようです。

おそらくこの園では文字/数字の2つのみを教えているようです。

いや十分過ぎることです。園によってはこの年齢でフランス語

学ばせているところもあるそうです、恐れ入ります。

 

f:id:keinhrkei:20170301113901j:plain黒板

これを見て頂くとわかるのですが右は午前中の勉強、

左は午後の数字。黒板を2つに分けて使っています。

ここから1つの授業がその時間で終わるのではなく

『日々継続している』ということが伺えます。

 

f:id:keinhrkei:20170301131302j:plain黒板を消してその日のことをリセットするのではなく

『昨日の続き』として子どもたちに入りやすいよう

配慮しているのです。これは担任の工夫と方法ですね。

もちろん2つの教科だから出来ることですが。

 

f:id:keinhrkei:20170301205116j:plain授業の方法

これは日本の方法と同じで、先生が『1』のことを

『いーち』と言ったら子どももそれと同じように

『いーち』と繰り返します。また指を使いながら復唱

することで身にも入りやすいですよね。

 

f:id:keinhrkei:20170301202251j:plainこの日の勉強が『4』なのですが、先生が言葉を繰り返しながら

『では4の前はなんでしたっけ〜?』と問いますと子どもは『3』と

答えます。同じように1〜4を不規則に問いかけますと子どもは

『そんなのわかるよっ☆』と言った感じで次々と答えます。

 

そして

f:id:keinhrkei:20170301204224j:plain先生が子どもにたち『誰かやってくれる人』と訪ねます。

すると子どもは元気よく『はいはいはいはいっ!』と

手を挙げます。指された子どもは黒板の前に立ちます。

f:id:keinhrkei:20170301130408j:plain自身を持って答える子から理解していても人前で緊張して

思うように言葉が出ない子もいますが、そこは先生や子どもが

互いにフォローし合い共通理解していきます。

f:id:keinhrkei:20170301211437j:plain答えたあとは、周りの子どもから拍手されます。

安心と嬉しさから少しだけハニカミながら席へ戻ります。

 

f:id:keinhrkei:20170301212202j:plain書き取り練習

文字の説明や書き順、言葉を復唱したあとは

実際に文字を書き取っていきます。この時間は

自習に近く特に先生はクラスを歩き個々の子どもへ

指導をすることはありませんでした。

f:id:keinhrkei:20170301113933j:plain見せてもらいました。

f:id:keinhrkei:20170301213947j:plain見せてもらいました。

 

f:id:keinhrkei:20170301213513j:plain『僕はこんなに書けたよ☆』とアピール。

 

f:id:keinhrkei:20170301213819j:plain個人差はありますが皆集中して取り組みます。

 

さてお気付きになりましたか。

f:id:keinhrkei:20170301214354j:plainこれ皆『4』を書いているのですが…

鏡文字なのですよね。これは4〜5歳など文字を模倣する

ようになると必ずこのような形になります。発達年齢という

ことでしょうがどこの子どもも同じ様な成長過程にあることが

伺えます。一から丁寧に書き順を伝えていけば鏡文字は

なくなりますが、決していけないことではないので子どもの

書いた意欲を尊重しつつ丁寧にじっくり直していきましょう。

 

f:id:keinhrkei:20170301215640j:plain降園準備

4時前になると1日の生活も終わりとなります。

先生が渡しているのは学習ノートつまり宿題ですね。

内容はワークのようなモノで気軽に行えるようでした。

ノートを受取りリュックにしまえば帰りの準備も完了です。

 

f:id:keinhrkei:20170301215303j:plain降園

午前と同じくお迎えの来た子どもから名前を呼ばれます。

子どもは返事をすると写真の様に部屋を後にします。

 

f:id:keinhrkei:20170301215140j:plainやはりこの瞬間が1番嬉しいのでしょうね。

大人とて終業時間が1番嬉しいものですものね。

ただ階段が急なので気を付けてください。

 

f:id:keinhrkei:20170301114613j:plain友達と追いかけっこをして帰っています。

車の心配はありませんが、馬車や荷物を持った

人が多いのでぶつからないよう注意して欲しいですが

この街では彼らの方が玄人ですね。

 

さて1日の流れはこのような感じです。

少し授業形態にも触れてみました。

次回は教育用具について書きます。

f:id:keinhrkei:20170301114535j:plain子どもたちもお疲れ様☆

 

 

本日もこの投稿を読んでいただき

本当にありがとうございました。

 

それでは

 

『けい』でした。

 

おわり