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地球を舞台に!世界一周保育な旅

元男性保育士がおくる保育と旅をテーマにしたブログ。

男性保育士に「女児の着替えさせないで」の記事を読んで思うこと

海外にいても日本のニュースはインターネットやSNS で確認していますが、

近頃この記事をよく見かけます。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

さて私も『保育と旅』といつも記事を書いていますが、元保育士としてこうしたトピックに触れてこそ、このブログの意味があるのではないかと思います。

 

 

さて、ここでは

 

女児への援助を行う男性保育士にそれをやめてほしい保護者の主張が

 『男性差別ではないか!?』

ということが引用先のタイトルになってますね。

 

 

『差別』か『差別でない』か?

 

この二極で選ぶなら…

 

差別だと思います。

 

しかし

ことはそう単純じゃないですよね。

読んでみた内容もそこをテーマにしてませんね。

 

また

 

保護者の気持ちもよくわかります。

近頃、多いです教員教師のわいせつ事件…。

 

 

この問題はとても難しく園によって対応が異なることでしょう。

 

私自身も実際にこの言葉を言われたことがありますので、男性保育者さんの気持ちがよくわかります。

 

今日は実体験を踏まえて、ここに私の意見を書いていきましょう。

 

引用記事では衣服、排泄などいくつかの事例がありますが

私は排泄をテーマとし意見を書きます。

 

 

私も6年間保育をした中で記事のようなことが一度だけありました。

 

それは2歳児クラスを持った時で一緒に組んでいる先生から伝えられました。

 

「うちの子(女児)は、けい先生に排泄介助してもらってないですよね?」

 

と相談されたそうです。

 

その言葉を耳にし、一番最初に抱いた感想は…

 

「んーそう思うのは仕方ないよな…」

 

まずはこれでした。

 

しかし、時間が経ち自分の中で一通り気持ちが落ち着くと次第に…

 

「なんか寂しいなぁ」

 

と感じるようになりました。

 

 

この保護者の言葉って

つまりどういう意味だかわかりますか?

 

これ

 

信用してないって意味です。

 

保育者としてね。

 

保育者という子どもに携わる立場よりも

男性としての「性」の部分を強く見られている訳です。

 

もちろん

そう思わせている自分自身の立ち振舞いと

その保護者に対する信頼関係との問題だと思います。

 

つまり私が未熟でした、…まぁそれはいいでしょう。

 

こうした保護者との信頼関係の大きさは園やクラスを営んで行く上で本当に大切です。

 

その後、この保護者にどう対応したかと言うと

その子どもたちは既に排泄が自立し始めていた頃でした。

 

そのことを説明し

『覗かないまでも、言葉を掛け、そばで見守っています。』と答えました。

 

けどね?

 

保育士として子どもを見守らないことが良しとされる…。

 

4〜5歳ならわかります。

個人差はあれど個々で自立して排泄ができるので

トイレの前に女性職員が立っていればいいでしょう。

 

 

2歳児って…

 

排泄に全身全霊かけるものじゃないですか!?

 

ちょっと言い過ぎですが…

それくらい大切でしょ?

 

本来、ズボンを脱いでから便座に座り、しっかり排泄できるか、できないか?

この一部始終って、絶対目を離しちゃいけないことだと思います。

 

子どもの発達によって見届ける箇所が山ほどあるでしょ?

 それ見届ける人材を一人減らしてどうすんの?

 

 

この記事を読むとクレームを受けた園は

男性保育士を女児の対応から外しているようですね。

 

結果として正しいと思います。

 

ただね?

 

これが2歳児前半の

紙パンツから布パンツへと移行する時だったらどうですか?

 

繰り返しますが、スーパー大切な時期ですこれ!

 

 

A先生「あー◯◯ちゃんがおもらしだ!」

   

   「男先生ー!!私外せないから排泄お願い!」

 

男先生「すっすみません!僕、女児扱えません!!」

 

 

 

ばっかじゃねーの!?

 

実際各園がどのような対応と工夫をしているかはわかりません。

またはクラス人数と保育者数の配分により対応も可能でしょうね。

 

しかし、こうした例が起こることも事実でしょう。

 

それと疑問があるのです。

 

・その男性とその子のこれからの信頼関係は?

・男性先生の代わりに排泄を行った先生とそれまで遊んでいた子との関わりが

 途切れしまいますが、そのフォローは?

・職員がまごついている間、漏れてしまった子はどうするの?

 

 

つまり

『その場で援助できる保育者が迅速に対応すれば済むことを

わざわざ誰かと誰かの関係を切ってまでやる意味はあるのか?』

と言いたいです。

 

まぁ難しいですよね。

 

保護者さんの気持ちもよくわかりますよ…

 

・その子がその先生に怯えてるとか

・男性だと緊張して排泄できないとか

 

それなら対応も変化させていくことでしょう。

 

ただ

 

あえて元保育士としての立場から言うなら

 『一人の子どもだけを見ている訳ではない』

 ということです。

 

いろいろな子どもがいて、それらを一つの環境で見ていること

なので過度な個々への対応は難しいです。

 理解してほしい部分はあります。

 

 

結論

 

私個人としては

 

園と保護者との

信頼関係理解を深めていく。

 

としか言えません。

 

嫌な時代ですね…。

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帰国したら保育の世界に戻る予定なので生意気をお許し下さいね。

 

 

それでは

 

『けい』でした。

 

おわり