地球を舞台に!世界一周保育な旅

元男性保育士がおくる保育と旅をテーマにしたブログ。

子どもに学ぶスルースキル

こんにちは『けい』です。

 

本日は『スルースキル』についてです。

これは『気付かない振りをする』と言ったことになります。

では日常どんな時にこのスキルが必要でしょうか。

 

 

皆様も職場や学校などで様々な人と関わっていることと思いますが、社会というのは必ずしも気の合う者同士だけでは成り立たない面があります。つまり苦手なタイプの人ととも付き合わなければなりません。

 

苦手とまでは言わなくても組織には『士気を下げる人』というのが存在します。例えば『やたら愚痴の多い人』や『受け答えに困る小言を言う人』というのがそれです。

 

ただこうした人とある程度上手くやっていかなければいけないのも社会です。ただ相手のストレスの捌け口となり、自分のストレスを増してしまうのは嫌ですよね。

 

 

さて、子どもの世界にも

こんな愚痴を『言う側』と『聞く側』が存在することに気付きました。

 

事例と共に紹介したいと思います。

 

愚痴や小言が多い男の子

子どもたちの中にも実は『愚痴・小言』が多い子がいます。

それは以外にも男の子に多い印象です。

 

例えば

サッカーや卓球などの勝負事で多く見られます。

初めは遊びやルールに肯定的で楽しんでいた子が、試合の中で劣勢やピンチになってしまうと…

 

『えーこんなん俺できないよ!』

『絶対負けるよ、これ!』

『もーやりたくないわ!』

 

と急に悲観的になるのですね。

これは単純に自信のなさの裏返しです。持って生まれが性格の様に感じますが、知り合いの子どもなどが就学すると突然こうした言葉を多く発することがあるので、おそらく発達的に通る道なのだと思っています。

 

さてこの後、

その子が負けるとどうなるか…

 

『えーだから言ったじゃん!』

『だからやりたくなかったのに…』

『あーやっぱやるんじゃなかった!』

 

と愚痴が止まりません。

意外と思いますが、結構この手の男の子って多いです。

 

さて、こんな様子を見ている私は一応、職員として子どもの気持ちを慰めようとします。ですがその言葉に対しても『でも、だって』と言葉が続きます。この行為にも意味がありますが、それは本題から逸れるので省きます。

 

この職員と子どものやり取りが一生続くのですね。

周りの子からしたら遊びの時間がドンドン無くなる訳ですが

ふと周りの子どもがどんな表情をしているか気になりました。

 

周りの子は…

 

見向きもしないのですね。

 

これ意地悪や飽きれているんじゃないのですよ。

 

なんでしょう…

 

スルーしてるのです。

 

その表情に多少の『めんどくせーな』という感情はあれど、あまり深く考えてないのですね。『無』という感じ。

 

以前にも触れましたが幼保と小学生の決定的な違いは問題解決能力の差です。語彙や表現力、自分の感情の真意に気付けない幼保の子どもに対して言葉を代弁するのが保育者なら、少し成長した小学生はある程度子ども間で問題解決ができます。もちろん子ども同士で解決できない場合に私たちが介入するのは同じですが。

 

この状況で大きな声を出しているのが

その子と自分だと気付いた時に…

 

ハッ思いました。

 

当の本人たちが気にしない以上、大人の過度な介入はナンセンスです。子どもたちはこの状況に慣れているということを察しました。

 

なので

次はわざと見過ごしてみよう。

と考えました。

 

するとその後も…

 

『あーつまんねー』

 

愚痴を言う子は同じ調子です。

 

A君『……』

B君『……』

C君『……』

D君『……』

 

やはりスルーしてますね。

このスルーはどこまで続くのでしょう。

 

2分後…

 

A君がボソッと一言掛けました。

 

『じゃあ次は○○してみたら…?』

 

その一言を切っ掛けに他の子も…

 

『確かにー』

『そうそう』

『もっかいやろうよ…』

 

と優しく便乗。

 

それを聞いたその子は

 

『わかった…やる』

 

とスムーズに遊びに入っていきました。

 

うわっ!!これメッチャ技術やん!!

 

餅は餅屋と言いますか…

子どもの同士の対応は子ども同士から学ぶべきだとわかりました。

 

 

さてこれを社会で翻すなら

私の実体験でもありますが…

 

お局上司がグチグチ言っています。

そういう時は一切会話に参加せず、目の前の仕事の流れだけ止めなければいいのです。黙ってても仕事が繋がるように導線だけ確保して、後は一切スルーです。

 

愚痴る方も特に解決を求めていません。

愚痴が目的なのでそれ以上のことは何もありません。

ここでポイントですが、案外『愚痴を言う人は愚痴を言っている自分が嫌い』です。周りの空気にも気付いています、けど子どもみたいに引き際が無くなっている状態なのですね。

 

なのである程度時間が経った時に何でもない会話を投げ掛ける、もしくは何気ないことでお礼を言うなど会話のパスをするのですね。すると相手も自然と次の会話にステップアップできる訳です。

 

愚痴の様に感情をむき出す人はある意味、善悪や好き嫌いがハッキリした人です。ハッキリしているということはわかりやすいということです。どのタイミングで喜び、機嫌を損ねるのか見てみるといいでしょう。

 

相手の好みを把握した上で、敢えて懐に踏み込んで行くと案外円満な関係を気付けます。そして地雷はスルーすれば良いのです。

f:id:keinhrkei:20170906010224j:plainこれらをゲームだと思うと楽しくなりますよ☆

 

 

本日もこの記事を読んでいただき

本当にありがとうございました。

 

それでは

 

『けい』でした。

 

おわり